プラセンタ療法 アレルギー検査 漢方治療全般

ロゴ

眼疾患と当院の治療法
ネット予約・診察スケジュール 診察スケジュール

四条院にても診療しております。
【北山院】
【午前】9:00~12:30(受付)
【午後】16:00~18:30(受付)
⇒詳しくは「ネット予約カレンダー」にて

四条烏丸院の診療カレンダーはこちら ネット予約はこちら ドクターズコスメ ドクターズコスメ ブログ・facebook 院長ブログ スタッフブログ クリニックリンク くみこクリニック くみこクリニックメディカルSpa メディカルコスメオンラインショップ ダイエット外来&脱毛navi
ブログ
HOME > ブログ > アレルギー関連

カテゴリー アレルギー関連

魔法のへら

背中の湿疹が治らない方には、次のように指導しています。

”ご家族に背中に薬を塗ってもらってください。”

 

私はアトピーなので、申し訳ないな〜と思うのですが、中1の娘ももれなく乾燥肌です。

お風呂から上がると、

”背中塗って〜”と背中を出して亀ポーズをします。これは、幼稚園くらいから始まりました。

以前はステロイドもべったり塗っていたのですが、最近は冬の保湿のみでなんとかもっています。

 

65歳くらいの紳士の患者さん。

今までは全く肌トラブルがなかったのに、最近背中がかゆくてかゆくてと、診察中もいらいらしながら症状を訴えてこられます。

病名は、

老人性乾皮症。

結局はお肌がカサカサなので痒いのです。保湿をすれば、半分くらいは治るのですが、

一人暮らしだそうで、なかなか手も届かないし、どうしようもないと。

毎週来院され、治らないと訴えてこられます。

そこで、ふと思いつき、舌圧子をプレゼントしました。

 

すると、次の診察のときには、ニコニコで、

”治りました!このへらの御陰です。!!”と。

へらに、保湿剤、薬をつけて背中に塗ったらすぐに治ったそうです。

それから、全くご来院されないので、クリニックとしては潤わないのですが、私としてはとっても嬉しくてたまりません。

投稿日:2018年1月31日

石鹸のすすめ

湿疹で来られた患者さんには、私は根掘り葉掘りと

“いつ、どのようにして、何で洗ってますか?”

“きちんと泡立てていますか?”

“使っている保湿剤、化粧品は?”

と聞きます。

たいていの方がポンプから泡で出るボディーソープを使っておられるのですが、私はやめてもらうようにしています。

 

石鹸には、次の3つの要素が必要です。

  1. 適度な洗浄力がある
  2. 皮膚に対する刺激が少ない
  3. 洗浄後皮膚に残留しない

現在、ドラッグストアなどで販売されている、いわゆる敏感肌用、アトピー性肌用の石鹸やボディーシャンプーは、ほとんどの物が3つの条件を満たしていません。

低刺激性を売り物にしていますが、それと裏腹に、成分が皮膚に残留して使用後もぬるぬるしています。これを皮膚が潤ってツルツルしていると誤解する事が多くあります。いくら低刺激制といっても、皮膚に界面活性剤が長時間残留すれば刺激になって、湿疹を増悪させます。

むしろ、安い普通の石鹸の方が残留制がなく、結果として刺激が少ないのです。石鹸は、数千年の歴史を経た物であり、今現在でも最も優れた皮膚洗浄剤です。ボディーソープなどは、私の子供の頃にはありませんでした。たかだか20年程前に開発された新しい洗浄剤は、まだまだ開発途中で、敏感な肌の人には使うべきではないと私は思っています。

 

投稿日:2018年1月31日

ダチョウ卵黄抽出液配合化粧品によるアナフィラキシー

乾燥する季節になって来ました。
皮膚科で処方する保湿剤は、ヒルドイド、ワセリンになります。
ヒルドイドに対するアレルギーのある方は、ワセリン、もしくは当院の保湿クリームをお勧めする訳ですが、みなさん色々ネットで調べてこられます・

当院に何年も通っておられるアトピー性皮膚炎の患者さんが、先日

”塗り薬でアレルギーになりました!”と報告してくれました。
なんでも、

ダチョウ卵黄抽出液配合化粧品

とのことで、早速鶏卵の卵黄に対するアレルギーの抗体をしらべたところ、なんと
卵黄IgE の値がとっても高かったのです。

私はいつも、皮膚には食物を擦り込まないように。アロマもだめですよ〜と言っているのですが、やっぱりネット等の広告に惹かれてしまい、いろいろなものに手をだします。

この製品は、アトピー用とされており、卵黄自体は使っていないけれど、培養に使っているとの事です。反対に、この抽出液配合という名前もどうかな〜と怪しくなりますね。

牛乳石鹸しかりで、皮膚バリアの弱い方は

”絶対に!!”

食べ物の使用している保湿剤をつかわないでくださいね。
経皮感作をおこして、こんど体の中に入って来たときに、アナフィラキシーをおこします。
茶のしずくの石鹸での事件をおもいだしてください。

投稿日:2017年10月20日

”hungry hearts” 過度な除去食の成れの果て

私の夜の密かな楽しみが、DVDをみることです。

アメリカドラマはほとんど見てしまい、もう見るものがありません・・・

24から始まり、LOST, Grays anatomy,SUITS, Damage, OC, despatrate wives, cobalt affairとほとんど見てしまいました。何か他に面白そうなものがあれば教えてくださいね。

先日、映画もみてみようかと、”hungry hearts”というのを借りてみました。とっても考えさせられる話題でした。

初めて赤ちゃんを産んだお母さんが、vegan(菜食主義)になり、過度に神経質になってしまい子供に動物性のものを与えず、また大気汚染を恐れ、外にも出さず、母子ともに栄養失調で危機的な状況になってしまいます。なんとか、姑も出てきて赤ちゃんに栄養を与えようとするのですが、お赤さんがまた取り戻しにきてしまいます。最後は孫を救おうと嫁を撃ってしまうという悲劇が。。。

これと同じ状況が、つい最近までありました。

そうです、過度な除去食、食品の汚染を恐れて、母子ともに偏った食生活をされていた人がかなりおられました。

血液検査で、特異的IgEが陽性のものをすべて除去していると、このような栄養失調になってしまいます。肌がガサガサしている時は、経皮感作を起こすため、食べ物ほとんどに反応しているようにみえてしまいます。

 海老澤先生が出版された“症例を通して学ぶ年代別食物アレルギーのすべて”という本にも、過度な除去食で栄養失調になり、発達遅延までおこしてしまった子供の写真が載っていて、ぞっとしてしまいました。

子供は食べ物を選べないので、親や保護者の考え方で栄養状況が決まってしまします。ほとんどは、母親の方針です。子供のことを思いすぎて過度に神経質になると、子供にとんでもない障害をあたえてしまうこともあるので、要注意です。

助産師の方は、赤ちゃんの母親と接する機会が多い職業です。助産院で、“これから食べるものすべて病院で検査して食べるように。ステロイドは塗らないように”と指導される方がおられて、真面目なお母さんはどうしたらよいかわからなくなり、うちを受診されます。

一体、私たちは食べものすべてを検査してから食べるなんてことを今までしていたでしょうか?即時のアレルギーが起こる時は除去の対象になりますが、次の日の肌の調子が悪い気がする、程度の食べ物は除去の対象にはなりません。

まず、スキンケアありきで、月齢にあった離乳食を少しずつ与えて、口周りが赤くなるなどの反応があれば口周りの湿疹をよくしてから、再評価するということをします。万が一アレルギーが起こった時の対処法、お薬も処方しますので、心配なお母さんは、気軽に相談に来てください。

投稿日:2017年7月22日

たかが花粉症 されど花粉症

花粉症は、季節の花粉に過剰に反応してしまうアレルギー反応のことです。

目:結膜炎

皮膚:花粉性皮膚炎

肺:喘息

“目ん玉を取り出して洗いた〜い”

とか、

“お風呂に入るとかゆくてグリグリしちゃいます。”

など、びっくりするくらい皆さん目をこすっておられます。

 

目をこすると、もちろん眼球に傷がついたり、網膜剥離が起こったりと危険がいっぱいなのですが、それ以外にも怖い事が・・・

なんと、目の周りの“しわ”“しみ”“黒ずみ”が増えてしまいます。

診察中にもかゆみで目をおさえたりこすったりしている患者さんがおられるのすが、

 “めをこするとシワ増えますよ〜”

“目の周り黒くなっちゃいますよ〜”

というと、みなさん慌てて手を目から離します。

・目の回りには眼軟膏

・抗アレルギーの点眼薬

それでもかゆい方は

・抗アレルギー薬を飲む

 本当に治したい方は

・舌下免疫療法(シダトレン)

をお勧めしています。

 

投稿日:2017年3月25日

アレルギー専門医がおすすめする、抗アレルギー薬の選び方

アレルギー専門医がおすすめする、抗アレルギー薬の選び方

花粉症まっさかりです。

年に一度お薬を処方してもらいにこられる方で待合室はごったがえしています。

新しい抗アレルギー薬が出ると、そちらを希望される方もおられますし、毎年継続されるかたもおられます。

 

どの薬が一番よいのですか?

眠くなる薬はきついのですか?

といった疑問を投げかけられると、

“どのお薬も同じようなもんです。”

“眠くなる薬が効くという訳でもありません。”

とあまりぱっとした答えをとっさに答えられず申し訳ないので、一度私のアレルギー科としての勝手な見解をお話しいたします。

 

まず、抗アレルギー薬ってなんでしょう?

正確にはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンを末梢で抑えるお薬のことです。ヒスタミンレセプターは体中に存在していて、特に脳で作用すると眠気を起こします。

今日、薬局の前を通ったら、

“ねむくならない薬あります”というノボリがありました。

抗ヒスタミン剤は、第一世代と第二世代に分かれますが、第二世代の方が眠くならないように作られています。

まず、第二世代の抗ヒスタミン剤。

・アレグラ(フェキソフェナジン)1日2回服用

一番眠くならないが効きも悪い。アメリカでは日本の3錠分を夜まとめて飲む。

日本では、1錠ずつ朝晩に分けて飲ませるので効かないのではないか。

・クラリチン(ロラタジン)1日1回服用

1日1回で良く、眠くもならないがアレグラと同じく効きが悪い。

レディタブはラムネのように口の中で溶けるので、7歳以上の子供によく処方します。

・ジルテック(セチリジン)1日1回服用

こちらも1日1回ですが、少し眠くなるのが難点。

私の印象では、眠くなる人とならない人の差が大きい気がします。後発もあるので、眠くならない人にはこちらを優先的に処方します。コスパよしです。

・アレロック(オロパタジン)1日2回服用

眠くなる人が多いのですが、私の中ではアトピー性皮膚炎の初診や花粉症で昼間も症状がある人には第一選択です。一日二回飲めるので、よく効きます。

ただし、食欲がでる、昼間ぼーっとするので車を運転する人には出しません。

・タリオン1日2回服用

田辺製薬という日本の企業がだしています。

二回飲まなければならず、効きもそんなに良くない気がするので、あまり出しません。

・ザイザル(レボセチリジン)1日1回服用

去年新しい薬が出ましたが、この薬が発売された時は、“最期の抗アレルギー薬”と言われたくらい、眠くならないのに一日1回でとっても良く効くと評判でした。前述のジルテックを眠くならないように改良しています。

しかし・・・やはり眠い人は眠いようです。

・エバステル(エバスチン)1日1回服用

効果が出る時間(オンセット)がとても長く、3、4時間かかります。

しかし、効果が緩やかに長く続くので、お薬を減量したいときに使う事もあります。日本の大日本製薬という会社が作っていて、昔はキティちゃんのシール等を作ってたので、子供の注射の後のご褒美に重宝していましたが、最近はなくなったそうです。

・アレジオン(エピナスチン)1日1回服用

一番頻用しています。

効果の発現時間が1時間以内ととても早く、眠気もほとんど来ず良く効きます。

ジェネリックもあるので、とってもコスパがいいです。

薬局ではアレジオン10というのがありますが、医療では大人には20を使います。薬局で買うと1錠100円くらいするらしいので、病院で処方箋で2週間以上もらう方がお得。

 

以上、私の勝手な赤裸裸見解ですが、ご参考まで。

 

投稿日:2017年3月16日

美肌になれる漢方 

乾燥の時期ですね。加えて、気温が下がって来た事もあり、なんとインフルエンザも少しずつ流行してきているとのことです。(医師会情報)

免疫も下がっているので、今日の四条での診察は、ヘルペス・じんましんのオンパレードでした。
免疫アップには漢方が一番です!!

漢方薬を処方する時は、その人にもっとも合った漢方薬を導きだすために「四診(ししん)」という独自の診断法を用います。

  • 望診・・・舌診、顔色や、表情、態度などからその人の印象をみます

   舌診:舌の色、白苔、舌下静脈の怒張、色の具合から診察します。

  • 問診・・・ライフスタイル、月経の様子などお話をききます
  • 切診・・・脈診、腹診などをします
  • 聞診・・・声の大きさや話し方等をききます

以上の、診察で処方を決めるのですが、なかなかこれだけでは難しく、漢方医に口訣(言い伝え)も参考にします。

漢方薬は、専門医に診てもらって処方してもらうのが一番なのですが、薬局にも多数おいてありますので、ご自分で処方を考えてみるのも良いかもしれません。

美肌・アンチエイジング漢方の処方をこっそりお伝えします。

<アンチエイジング>

温経湯・・・肌が乾燥して、特に唇がカサカサする人。手が温かくお腹が冷えている人。ロバの膠の阿膠が入っているのでアンチエイジング効果ありです。

<しみ改善>

桂枝茯苓丸・・・うちみ、青タンがなかなか治らない人にはコレ!

当帰芍薬散・・・青白い目の舌のクマの人に!

加味逍遥散・・・更年期っぽいかな〜と感じる方に!

<ニキビ改善>

十味敗毒湯・・・赤いぷつぷつニキビに

排膿散及湯・・・うみをもったニキビに

ケイガイ連翹湯・・・鼻炎のある人のニキビに

まだまだ、たくさんありますが、漢方専門医にしっかり診察してもらうのが一番です。
四条烏丸分院にても処方できますので、御予約お待ちしております

くみこクリニック 四条烏丸分院 075-257-7073

くみこクリニック 北山院   075-712-8615

 

 

 

 

投稿日:2016年10月9日

アトピー性皮膚炎後の色素沈着〜ダーティネック

一昔前は難病と言われていたアトピー性皮膚炎。最近は、ステロイド含有軟膏の適切な使い方の徹底、プロトピック軟膏などの登場により、治癒・寛解も夢ではなくなるようになりました。診療中に患者さんに私の首や肘をよくお見せするのですが、私もアトピー性皮膚炎患者です。

 しかし、長年の炎症の跡は残酷にも残ります。紫外線に当たらないようにして、再度掻かなければ自然に治りそうなものですが、何度も炎症・治癒を繰り返して来たお肌は生まれたてのつるっとした美肌にもどりません。

なんと、このお肌のを“ダーティネック”と呼びます。でも、“汚い首”ではなく、”Darty neck = さざ波様首“ですのでご安心を。

 当院にも、

“かゆみはないのですが、首の黒いのが気になって。。。なんとかしてください。”

と来院される女性が多数おられます。その度に、私の首をみせて、

“日に当たらないようにして、保湿をしてください。”

とお話しして、尿素クリームや保湿成分が入ったクリームを塗布していただくのみです。

 以前、皮膚科学会でも発表したのですが、ルミナス社のフォトフェイシャル機M22で私を含め、患者さんトライしてみました。結果は、ほとんどの方は改善したのですが、光治療なので、威力がいまいちなのです。

 今回は、CUTERA社のジェネシスという機械でトライアルを施行中です。

ロングパルスYAGレーザーの中空照射なので、痛みもなく、ドライヤーの熱風をかけられているような暖かいレーザー治療です。かゆみの神経は低出力レーザーにより神経の発火がおさえられて止まるという報告もありますし、効果が期待されます。今後、また結果をご報告させていただきます。

投稿日:2016年9月8日

アトピーで失明・・

先日、とってもショッキングな症例(患者さん)を診察しました。

私と同じ年なのですが、足元がおぼつかないので、思わず年齢を再確認するという失礼をしょっぱなからしてしまいました。

その患者さんは、なんと20歳のときに失明をしてしまったとの事なのです。

原因は、アトピー・・・

目のかゆみがつらくて引っ掻いたり、たたいたりを繰り返して網膜剥離をして目がみえなくなりました。原因は、遺伝的にアトピー性皮膚炎の患者は網膜剥離になりやすいという体質もあるそうですが、たたいたり押したりなどの刺激です。

 私も花粉の時期にはとっても目が痒くなりますし、お薬を怠っていると、おふろにはいると、症状がきつくなり目玉をとりだして洗いたい!!って思う時もあります。

薬を飲み、点眼をし、目の回りに塗っても良い軟膏を塗れば底までの反応は抑えられます。ステロイドをうまく使うのが大切です。

しかし、その患者さんは、お母さんがいまだに

“ステロイドで失明した。”とおっしゃっており、誤解があるなあと感じました。
反対に、
“ステロイドを使わないから失明した。”とも言えます。

目の周りの症状がきついお子さんには、私はとても厳しくお母さんにスキンケア、ステロイド剤の塗布の必要性を説きます。

軟膏を処方してそのままだと、副作用(緑内障)を怖がってぬってくれないので、必ず1週間後に受診をしていただき、塗り方の指導もします。

このように、しっかり治療すれば本来の産まれた時のはだが出て来て、一生ステロイド付けになることはないのです。

目の周りの湿疹が治りにくい人、要注意です!!

<a href=”//www.blogmura.com/point/01496986.html?type=image”><img src=”//blogparts.blogmura.com/parts_image/user/pv01496986.gif” alt=”PVアクセスランキング にほんブログ村” /></a>

投稿日:2016年8月5日

ゆびしゃぶり、爪かみをするとアレルギーになりにくい?

 子どもの爪噛みや指しゃぶりの癖は、親にとってはやめさせたい癖のひとつですね。なんと、その癖が、アレルギーにとって良いという研究結果が発表されました。

小学校に入っても、指しゃぶりや爪噛みをしている小児は、青年期にアレルギー反応を起こしにくく、さらに、その効果は成人になっても持続するとのことです。 なぜ、指を常習的に口に入れることがアレルギーになりにくくなるのでしょうか。その機序には、以前もお話しした、「衛生仮説」が関連しているとかんがえられます。この仮説は、幼少期に細菌などの微生物にさらされると、免疫系がアレルギー反応の方にシフトしにくくなり(Th1優位)になるので、アレルギーの発症が抑えられるのではないかという仮説です。

今回の研究は因果関係を裏づけるものではないのですが、他の因子(母乳育児、受動喫煙への曝露、ペットの同居、アレルギーの家族歴など)でこの結果を説明できるとは考えにくいとのことです。 これまでの研究でも、託児所に通う、ペットを飼っている、農場で生活している、年上の兄弟と同居しているなどの条件により、小児のアレルギーや喘息のリスクが低減する傾向が認められています。

 今回の研究では、出生時に登録されたニュージーランドの小児1,000人強を対象とし、成人まで追跡しました。親の申告によれば、31%が5歳から11歳までに「頻繁に」指しゃぶりか爪噛みをしており、そのような小児は13歳までにアレルギーの皮膚検査で陽性となる比率が3分の1低かったとのことです。32歳の時点でもおなじ結果が認められました。

 それ以外に、喘息または花粉症と診断されたことがあるかも調べましたが、指しゃぶりや爪噛みとの間には関連は認められませんでした。

 このような結果が出ると、目くじらをたてて指しゃぶりをやめさせなくてもよさそうですね。子供は、神経質に育てない方がアレルギーになりにくいのかもしれません。しかし、指の治りにくい湿疹、歯並びには悪影響ですので注意が必要です。

 

投稿日:2016年8月2日

最新5件

月別アーカイブ

カテゴリー

↑