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エピペン 使えますか?

今年の二月に、兵庫で、アナフィラキシーショックを起こしている子にエピペンを学校で使ってもらえなかったという事件が報道されました。
“男児は1月15日の給食で脱脂粉乳入りのすいとんを食べた後、目の周りが赤くなる症状や頭痛、嘔吐(おうと)などを訴えた。学校は、エピペンを保管していたが、「注射する取り決めを保護者と交わしていない」などとして使わず、119番。連絡で駆けつけた男児の母親が、学校を出る直前の救急車に乗って注射を打つと男児の症状は軽快し、2日間の入院で回復した。”ということです。
 アナフィラキシーショックを救命するお薬は、今も昔も変わらず”エピネフリン”です。海外では、”Epi!モ、日本では”ボスミン!(商品名)”と救急の現場では叫ばれます。このお薬を注射すれば、真っ赤っかで息も絶え絶えの子供(大人)がみるみるうちに、深呼吸をし、肌の色が白く(ときにまだらに)、また血圧がぐんぐん上がってきます。副作用としては、血圧上昇、頻脈、頭痛などありますが、アナフィラキシーショックを救命出来ることと天秤にかければ小さな問題です。
 アナフィラキシーショックは、ご存じの通り、一刻を争う症状ですので、救急車を呼んで待っている間に取り返しのつかない事になってしまうということもまれにはあります。それで、アメリカで”エピペン”という自己注射のお薬がまず発売されました。普通は、薬を注射するというのは、医療行為に当たるので抵抗もあったようですが、AED(心肺蘇生装置)も誰もが使用できる時代になってきたこともあって、日本でも処方できることになりました。
 でも、エピペンを持っていてもそれを使えないことにはなんの意味もありません。自己注射薬といってもショックを起こして息も絶え絶えの子供が自分に注射など出来るわけがないのです。そう言う場合は、保護者が打つことになりますが、学校にいるときは、代わりに教職員が打っても良いと言うことに2008年4月に通達が回りました。勿論、救命救急士も打つことが出来ます。
 私も先日のアメリカのアレルギー学会で本物のエピペンを”グレープフルーツに”打たせてもらいましたが、かなりのバネの力で出てくるので、”なるほど、ジーパンの上からでも刺せるな。”と納得しました。日本では、高価なため、トレーナーでしか練習したことがありませんでした。
 このような、すばらしい注射薬なら皆、ショックの可能性のある子は持った方がいいのではないか、と思うのですが、日本では”予防薬”の範囲に入り、保険が効かないので高いのです!医療機関によって変わりますが、15000円前後で設定されているところが多いかと思います。また、アメリカからの輸入手続きに時間がかかり、元々2年間の保障期限があるものなのに、手元に届くときには1年しか有効期限がありません。
 このように、高いお金でエピペンを買って学校に預けているのに、ショックを起こしている子に”取り決めがなかった。”とかいう言い訳をして投与してもらえなかったという事にとても憤りを感じました。日本には、”善きサマリア人の法モ(good Samaritan law)「災難に遭ったり急病になったりした人など(窮地の人)を救うために無償で善意の行動をとった場合、良識的かつ誠実にその人ができることをしたのなら、たとえ失敗してもその結果につき責任を問われない」がありません。もし、注射をして失敗したら、という躊躇の心があるのが普通かもしれませんが、そこは、やはり先生方への教育が大切だと思っています。エピペンを携帯されている患者さん方へお伝えしたいのですが、自分たちが持っているだけではなくて、今一度自分の子供がかかわる場面すべてのところに、エピペンについての周知をお願いしたいと思います。本当は、医療機関、保険機関がすることなのでしょうが、今の厳しい医療情勢の中、そこまで手がまわらないというというのが現状です。アレルギーに対する認識を深めてもらう一助にもなることでしょう。
エピペンHP:   http://www.epipen.jp/

投稿日:2010年3月27日

アメリカの女医さん

グレイズアナトミーというドラマをご存じですか?アメリカの研修医生活を、プライベートな面からも描いたドラマですが、アメリカドラマフリークの私は勿論全話見ました。元々私は7時のNHKのニュース以外あまりテレビ番組は見ないのですが、アメリカのドラマを夜中に一日の全てを終わらせてから見るのが唯一の楽しみです。プリズンブレイク、デスパレートな妻たち、LOST、24,プライベートプラクティス、bones(途中まで), 2400, ダークエンジェル、HEROES damage, etc,,,。是非他にお勧めがあったら教えてください。反対に、日本のタレントやお笑いの話題が全然わからなく、話が合わないので困っています。
 話はそれましたが、グレイズアナトミーで研修医達が寝ずに仕事を頑張っている姿を見ると、自分の研修医時代を思い出して懐かしくなります。私もよく医局のソファーや倉庫のような部屋で寝て、そのまま顔も洗わず仕事をしたりしていました。やはり、どこの医者も同じなんだなあと懐かしも感じます。
 今日の朝はフライトが早朝だったので、ホテルを午前4時10分に出発しなければなりませんでした。そんなに早朝に出発するのは、私一人かと思いきや、やはり学会の参加者も何人かロビーに出てきています。みんな、アメリカ国内なのにどうしてこんなに早いのかと聞いてみると、6時のフライトで、家に帰ってシャワーを浴びて、午後の仕事には戻るつもりだというのです。その女医さんは、有名なJohns Hopkins Hospitalという所に勤めている人でした。また、Privateで働いている人は、”休めばそれだけ給料が下がるから、学会もフルでは参加できない、”との事です。みんな、医学部に行くのにローンを抱えていて、そのJohns Hopkinsの女医さんは3000万円借金があると言っており、医者は給料はいいけど当分は大変だそうです。アメリカは日本のように、親が学費を出すという感覚がありません。加えて学費がとても高い!!日本でも私立大学は高いですが、開業医の息子さんなど、比較的余裕のある人が通っており国立と市立では、大学の駐車場に停まっている車のレベルが違うといわれています。
 私の通っていた三重大学は、お金のある人もいましたが、大体は学生相応の、中古の国産車に乗っていました。私立大学と対抗戦などをすると、マセラッティ、BMWなどその当時は見たこともないような高級車が並んで三重大との差を見せつけられました。日本の親は甘いですね。

投稿日:2010年3月5日

旅のお供は?

こちらに来て4日目ですが、市内観光する暇もなく(学会後少ししましたが昼間は時間がない!)、あと5時間で空港に行かなければなりません。
ところで、
みなさんは、医者の薬袋の中を覗いてみたいと思いませんか?

 よく、”先生は何を飲んでいるのですか?”と聞かれるのですが、前回に書いたとおり、むくみが予想されるとき、アルコールを飲むときは、”五苓散”を飲みます。これは、急激なむくみにはよく効きます。吐き下しのときは、西洋薬では効くものがなく、とにかく菌が体から出て行くのを待つばかりです。でも、あまり頻繁に嘔吐下痢を繰り返すと、からだの必要な電解質も失われ、消耗します。そのときに、五苓散を飲むと、うそのように嘔吐が止まり、体は回復に向かいます。
 あと、じんましんが長引くと嫌なので、じんましんが出たら抗アレルギー薬を飲んでしまいます。エバスチン、アレロック、クラリチン、ザジテンをその時の気分で。
 頭痛も長引くと厄介なので、”半夏百ジュツ天麻湯”を早めに飲み、だいたいは大丈夫なのですが、お守りで”ロキソニン(鎮痛薬)”も持っています。
 他は、虫さされ、湿疹に”ロコイド軟膏”、海外では乾燥による事が多いので”当帰飲子”も。にきびが出来た時用に”ナジロキサンローション”と便秘解消。
 時差で眠れない時用に”ハルシオン”、けがをした時用に、イソジン、アルコール綿、傷をひっつける”ステリテープ”と市販の防水パッド。
 あと、忘れてはいけないのが”葛根湯”。旅の時は体調をくずしやすいので、かならず持っていきます。そうそう、最近はあまり使わないのですが、便秘薬を症状に合わせて、軽いときは”加味しょうよう散”、もうちょっと頑固なときは”大黄甘草湯””桃核じょうき湯”ですね。
 旅先で病気になるということほど、心細いことはないので、万全の用意で行きますが、うまく過ごすコツは、やはり症状の軽いうちに、西洋、漢方にこだわらず早く治してしまう事です。以前ラスベガス(砂漠にあります)の学会で出た乾燥性湿疹をそのままにしておいたら、日本でもずっっと長引いてしまったという苦い経験があります。なんでも早めの対処が大切です。

投稿日:2010年3月2日

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