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体の中のアレルギー反応を抑え、かゆみを押さえるために抗アレルギー薬を飲みます。小児でも痒みがきつい場合には飲んで頂きます。軟膏治療だけでは体の中で作られるアレルギーの素(IgE抗体)の生成を抑えることが出来ません。長期投与の副作用もほとんどなく、数年飲んでいる患者さんもたくさんいます。主な副作用は眠気、集中力低下、けいれん誘発ですが、これらの作用の少ない抗アレルギー薬も続々出てきていますので、ご相談ください。小児では、夜寝る前に服用することによって、夜間の痒みによる不眠を防ぐこともできます。大人にも言える事ですが、睡眠不足は自律神経が乱れ神経過敏になり、アトピー性皮膚炎を悪化させます。 |
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漢方治療を希望される方には漢方エキス剤も処方します。1日3回の服薬がなかなか大変なようですが、きちんと飲めばかなりの効果があります。漢方薬は長期飲まないと効かないと思われがちですが、本人に合っている漢方薬であれば、2週間ほどでなんらかの効果が現れるはずです。2週間で合っていないと判断すれば、他の漢方薬に変更、または中止します。本院では、問診、腹診、舌診、脈診を元にして処方を決定します。漢方薬は抗アレルギー薬との併用も可能です。よく、漢方には副作用がないと思っておられる方がおられますが、漢方薬にも副作用があるので、定期的に血液検査をして副作用チェックもしなければなりません。
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(偽性アルドステロン症、間質性肺炎など)
アトピービジネスの一例として、"・・・でアトピーが治った!"という宣伝文句の健康食品、漢方薬など販売されている会社、薬局があります。一言でアトピー性皮膚炎と言っても、漢方の見立てでは、お血(血の滞り)脾虚(皮膚の栄養異常)水毒(水分の代謝異常)など色々な要因がからんでいるので、その人その人によって処方する漢方薬も違います。当院で処方する漢方薬は、すべて健康保険の適用されるエキス剤を使用しているので、煎じる必要もありませんし、費用も安価です。
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一番大事なのはやはり塗り薬でしょう。一時のマスコミによる、ステロイドバッシングなどの情報の錯乱の影響でステロイドを拒否される方も多くおられます。私はそのようなステロイドに恐怖感のある方には最初はステロイドを使わず、接触性皮膚炎(かぶれ)に気を付けながら非ステロイド性軟膏、抗生剤入りの軟膏、免疫抑制剤のタクロリムス(プロトピック)軟膏、グリテール含有軟膏、その他で治療を行っていきます。しかし、これらの軟膏で症状が改善されず、また非ステロイド軟膏でかぶれを起こすようであれば、弱いランクのステロイド軟膏も使用します。 外用療法は、患者さんと処方する医者との意志の疎通があって初めて効果が現れる治療法です。医師の処方に疑問があれば質問をして、しっかり納得してから処方を受ける様にしましょう。私たちは、患者さん方の治療のお手伝いをさせていただくだけで、治療の主役は患者さん本人なのです。 |
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以上が私のアトピー性皮膚炎に対する考え方、治療方針ですが、アトピーとはその名の通り、人それぞれ原因も症状も多種多様ですので、その人に合った治療法を一緒に考えながら取り組んでいきたいと思っています。 |
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